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作業間連絡調整書とは?目的・書き方や記載項目を解説

作業間連絡調整書とは?目的・書き方や記載項目を解説

建設現場では、複数の会社や職種が同じ場所・時間帯で作業することで、重機との接触や飛来・落下などの危険が生じることがあります。こうした混在作業の安全確保に活用されるのが「作業間連絡調整書」です。

本記事では、作業間連絡調整書の目的をはじめ、主な記載項目と書き方、作成時に押さえておきたいポイントまでわかりやすく解説します。

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作業間連絡調整書とは

作業間連絡調整書とは、建設現場で複数の会社や職種が同時に作業する際に、それぞれの作業内容や場所、時間、使用する機械、注意事項などを共有し、作業間の連絡・調整を行うための安全書類です。

建設現場では、異なる会社の作業が同じ場所や時間帯に重なることで、重機との接触や飛来・落下、火気作業との干渉などの危険が生じます。作業予定を事前に整理・共有することで、こうした混在作業による労働災害の防止につなげます。

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作業間連絡調整書を作成する目的

作業間連絡調整書を作成する主な目的は、同じ現場で働く複数の会社・職種の作業を調整し、混在作業による労働災害を防止することです。

たとえば、重機を使用する場所に別業者が立ち入る、上階と下階で同時に作業する、塗装作業と溶接作業が近接するといった場合には、作業場所や時間帯などの調整が必要です。厚生労働省も、作業経路・時間帯の制限や立入禁止など、混在作業に応じた具体的な連絡調整を求めています。作業間連絡調整書によって各社の予定と危険要因を可視化し、必要な安全対策を事前に共有できます。

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作業間連絡調整書の項目・書き方

作業間連絡調整書には、各会社の作業場所や作業内容、時間、使用する機械、注意事項などを記載します。現場の様式によって項目が異なる場合があるため、指定された書式を確認しましょう。

日付

連絡・調整の対象となる作業日を記載します。年月日を正確に記入しましょう。

会社名・職種

作業を担当する会社名と、鳶工・鉄筋工・電気工などの職種を記載します。

作業場所

「3階東側」「資材搬入口付近」など、作業を実施する場所を具体的に記載します。他社の作業場所と重複していないか確認できる書き方を意識しましょう。

作業内容

「足場組立」「鉄筋組立」「天井配線」など、当日実施する作業内容を具体的に記載します。作業内容を明確にすることで、他社の作業との干渉や危険を把握しやすくなります。

作業時間

作業を実施する予定時間を「8:00~12:00」のように記載します。他社と作業場所が重なる場合は、作業時間を調整するなどして危険を回避します。

使用する機械

クレーン、高所作業車、フォークリフトなど、作業で使用する主な機械を記載します。特に周囲の作業員に危険を及ぼす可能性のある機械は正確に共有しましょう。

危険予知・注意事項

当日の作業から想定される危険と、その防止策を具体的に記載します。たとえば「クレーン旋回範囲への立入禁止」「上階作業中は直下での作業を禁止」など、関係者が実際に行動できる内容にすることが重要です。

単に「接触注意」「墜落注意」とするのではなく、何が危険なのか、どのような対策を行うのかまで明確にしましょう。厚生労働省も、混在作業の内容に応じた具体的な措置を示しています。

連絡事項

搬入予定や作業場所の変更、立入禁止区域など、他社や元請会社へ共有しておく必要がある事項を記載します。変更が生じた場合も速やかに共有しましょう。

作業間連絡調整書を作成する際のポイント

作業間連絡調整書は、予定を書くだけではなく、関係者が作業内容や危険を具体的に把握できる内容にすることが重要です。ここでは以下のポイントを解説します。

・5W1Hを意識して作成する

・実施項目は具体的に記載する

・作業内容の危険予測は複数記載する

5W1Hを意識して作成する

作業内容は「いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように」の5W1Hを意識して整理すると、関係者へ具体的に伝えやすくなります。

特に、作業場所や時間帯が曖昧だと、他社の作業との重複や干渉を把握しにくくなります。「3階で作業」ではなく「9:00~12:00に3階東側で資材を揚重」のように、第三者が読んでも作業状況をイメージできるように記載しましょう。

実施項目は具体的に記載する

安全対策や実施事項は、「安全に注意する」「周囲に注意する」といった抽象的な表現ではなく、具体的な行動がわかるように記載します。

たとえば、「重機作業中は誘導員を配置する」「揚重作業中は作業範囲を区画し、関係者以外の立入りを禁止する」などです。誰が読んでも同じ行動を取れるレベルまで具体化することで、作業間の連絡調整を実際の安全対策につなげやすくなります。

作業内容の危険予測は複数記載する

一つの作業でも、想定される危険は一つとは限りません。たとえば、クレーンによる資材の揚重作業では、吊り荷の落下だけでなく、重機との接触や吊り荷との激突、周辺作業との干渉なども考えられます。

作業手順や周辺で行われる他社の作業まで確認し、想定される危険を複数の視点から洗い出しましょう。そのうえで、それぞれの危険に対する具体的な防止策を共有することが重要です。

建設業の安全書類の管理には施工管理アプリの活用が有効

建設現場では、作業間連絡調整書のほかにも、作業員名簿や安全ミーティング報告書、新規入場時等教育実施報告書など、さまざまな安全関係書類を扱います。全建統一様式にも多数の労務安全関係書類が設けられています。

紙やExcel、メールなどに資料が分散すると、必要な情報を探す手間がかかり、最新版の確認や関係者への共有にも時間がかかります。施工管理アプリを活用して現場ごとに資料や情報を集約することで、現場と事務所間の情報共有や書類管理を効率化できます。

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建設業の安全書類の管理は「KANNA」がおすすめ

建設現場の安全書類や関連資料を効率的に管理したい場合は、施工管理アプリ「KANNA」の活用がおすすめです。

「KANNA」では、現場ごとに図面や仕様書などの資料、写真などをまとめて管理し、関係者間で共有できます。紙・Excel・メールなど複数の場所に分散しやすい現場情報を集約することで、必要な情報を確認しやすくなります。

作業間連絡調整書をはじめとした安全関係書類や現場資料の管理・共有を効率化したい場合は、「KANNA」を活用し、現場管理のデジタル化を進めてみましょう。

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まとめ

作業間連絡調整書は、建設現場で複数の会社や職種が作業する際に、作業場所・内容・時間・使用する機械・危険事項などを共有し、作業間の連絡・調整に活用する安全書類です。作成する際は5W1Hを意識し、作業内容や想定される危険、安全対策を具体的に記載することが重要です。

建設現場では、作業間連絡調整書をはじめ、多くの安全書類や図面、写真などを管理する必要があります。施工管理アプリを活用すれば、現場ごとに資料や情報をまとめ、関係者との情報共有を効率化できます。

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KANNA現場ノート編集部

KANNA現場ノート編集部

現場の効率化から経営改善まで、建設業界のDX化をワンプラットフォームで実現・サポートするKANNA(カンナ)です。現場管理、経営、法令対応など、建設業界にまつわる様々なお役立ち情報を提供します。

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