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【ステップ別】工程表の作り方とは?基本情報から種類、コツまで解説

【ステップ別】工程表の作り方とは?基本情報から種類、コツまで解説

工程表とは、工事の着工から竣工までにおこなう作業の進捗状況やスケジュールをまとめて整理した表のことです。プロジェクトを効率的に管理するために、建設や建築、製造業で広く利用されています。

工程表の作り方は、施工範囲の決定やタスクの細分化、リソースの割り振りなど、複数のステップが存在します。

それぞれで細かなポイントが存在しており、その内容を正しく理解していないと、情報が正しく反映されなかったり、現場でトラブルが発生したりする事態になりかねません。

本記事では、工程表の作り方について、基本情報から種類、コツまで解説します。

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【基本】工程表とは着工から完工までのスケジュールや作業内容をまとめた資料

工程表とは、工事の着工から完工までのスケジュールや作業内容をまとめた表です。

工程表はバーチャート工程表やガントチャート工程表など、さまざまな種類が存在しており、現場の規模や目的、使い方によって柔軟に使い分けられています。また、近年ではデジタル技術の進歩によって、クラウド上でリアルタイムに管理・共有できる工程表ツールも登場しています。

工程表を用いれば、各作業が開始されたタイミングや完了予定日、進捗状況などを一目で確認することが可能です。そのため、建設や建築、製造などをはじめプロジェクト単位で作業をおこなう業界で広く利用されています。

関連記事:工程表とは?役割や行程表との違い、5つの種類とおすすめの方法も

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【ステップ別】工程表の作り方の流れ

工程表の作成には、施工範囲の確定からタスクの細分化、機材や人材の割り振りなどのステップが存在します。それぞれのステップで注意しておきたいポイントがあり、その内容を正しく理解していないと、想定している工程表とは異なるものが完成してしまうかもしれません。

ここでは、工程表の作り方について、以下の7つのステップを解説します。

工程表の作り方の流れ

  1. 施工範囲・施工手順の決定
  2. プロジェクトのタスクの細分化
  3. 施工期間の決定
  4. 機材や人材の割り振り
  5. 工程表の種類の決定
  6. 作成担当者を確定し実際に作成
  7. 関係者へ共有し問題ないかの確認

①施工範囲・施工手順の決定

工程表を作成するにあたって、まずは施工範囲と施工手順を明確にしましょう。設計図書や仕様書をもとに施工範囲を明確にし、「基礎、躯体、外装、内装、設備」のように作業の順序を整理します。

あらかじめ施工範囲と手順を明確にしておくことで、後続の流れがスムーズに進み、工程表全体の精度が高まります。

②プロジェクトのタスクの細分化

施工範囲と手順が決まったら、各工程をさらに細かいタスクに分解します。たとえば、基礎工事であれば、掘削や配筋、型枠組立などの作業単位までタスクを落とし込むことが一般的です。

このように、タスクを細分化しておくことで、各作業の日数や人員の見積もりが明確になり、スケジュールのズレを防ぎやすくなります。

③施工期間の決定

タスクの洗い出しが完了したら、着工日から完工日までの全体スケジュールを設定し、各タスクに必要な日数を割り振ります。

天候不良や資材の納期遅延といった突発的な事態にも対応できるよう、予備日を設けながら無理のない日程を設定しておくことで、スケジュールの変更にも対応しやすくなります。

④機材や人材の割り振り

施工期間が確定したら、各タスクに必要な機材や人員を割り振ります。具体的には、重機の使用が必要な工程ではリース期間の調整が求められるほか、専門技術をもつ職人の確保も進めておく必要があります。

事前にリソースを適切に配分しておくことで、作業の停滞を防ぎ、効率的に工事を進めやすくなるでしょう。

⑤工程表の種類の決定

リソースの割り振りまで完了したら、工事の規模や目的に応じて、使用する工程表の種類を選定します。たとえば、スケジュールの全体像を把握したい場合はバーチャート工程表、作業間の依存関係を管理したい場合はネットワーク工程表が有効です。

各工程表の特徴を理解したうえで、自社の現場に適した種類を選ぶことが大切です。

⑥作成担当者を確定し実際に作成

工程表の種類が決まったら、作成の担当者を確定し、実際に工程表を作成します。担当者には、現場の作業内容やスケジュールを把握している人物を選任するのが望ましいでしょう。

現場経験が豊富な担当者を中心に作成を進めることで、実用性の高い工程表に仕上げやすくなります。

⑦関係者へ共有し問題ないかの確認

工程表の作成が完了したら、施工に関わる関係者全員へ共有し、内容に問題がないかを確認しましょう。

関係者からのフィードバックを工程表に反映することで、現場の実態に即した工程表へとブラッシュアップでき、施工開始後のトラブルを未然に防ぎやすくなります。

【一覧表】工程表の代表的な5つの種類

工程表にはさまざまな種類が存在しており、それぞれ特徴やメリット、注意点が異なります。工事の規模や目的にあわせて使い分けることで、現場の管理精度を高めることが可能です。
自社の現場で優先的に管理したいことを明確にしたうえで、最適な種類を選定しましょう。

名称

特徴

注意点

バーチャート工程表

  • 作業内容と日付を記載
  • 作業内容と納期が明瞭
  • 設計がシンプルで作りやすい
  • 工程の関連性が不明瞭
  • 作成後の調整が難しい

ガントチャート工程表

  • 作業内容と進捗状況を記載
  • 作業内容と進捗率が明瞭
  • 作業ごとの状況を把握できる
  • 工程の関連性が不明瞭
  • 納期がわかりづらい

グラフ式工程表

  • 進捗率と日付を記載し、曲線で進捗を表す
  • 作業内容と進捗率、納期が明瞭
  • 工程の関連性が不明瞭
  • 作成・管理に知識や経験が必要

工程管理曲線

  • 進捗率と日付、2つの補助線を記載
  • 建設現場でよく使われている
  • 許容範囲と進捗状況が確認できる
  • 詳細な状況は確認できない
  • 作成が複雑

ネットワーク工程表

  • 数字と矢印を用いて、工程の関連性を記載
  • 作業の詳細と全体像が把握できる
  • 日数の記載で納期も管理できる
  • 工程表が複雑になりやすい
  • 作業量が少ない現場に不向き

工程表を作る際の5つのコツ

工程表を作成する際はステップどおりに進めるだけでなく、いくつかのコツをおさえておくとスムーズ、かつ目的にあったものを作れるようになります。

そのため、本記事で解説するコツを確認したうえで、一つひとつ丁寧に実践してください。

ここでは、工程表を作る際のコツについて、以下の5つを解説します。

工程表を作る際の5つのコツ

  1. バッファを設けて作成する
  2. 所要時間も踏まえて工程を細分化する
  3. 情報の多さより見やすさを意識する
  4. 工程表の段階で担当者を割り振る
  5. データで共有しやすい方法で作る

①バッファを設けて作成する

工程表に、バッファを設けずにスケジュールを組んでしまうと、天候不良や資材の遅延など、想定外のトラブルが発生した際に工期全体が遅延するおそれがあります。

このようなリスクを抑えるためには、各工程にバッファを設けておくことが重要です。工程ごとに数日間の予備日を確保しておけば、途中で遅延が発生しても、工期内での完了を目指しやすくなります。

②所要時間も踏まえて工程を細分化する

工程の細分化が不十分な場合、各タスクの所要時間を正確に見積もれず、スケジュールに無理が生じやすくなります。

こうした事態を防ぐためにも、工程表を作成する際は、各工程を作業単位まで細分化し、それぞれの所要時間を見積もったうえで日程を組むようにしましょう。細分化によって作業の全体像が明確になり、進捗の遅れにも早い段階で気づけるようになります。

③情報の多さより見やすさを意識する

工程表に情報を詰め込みすぎてしまうと、かえって全体像が把握しにくくなり、関係者間での認識のズレを招くおそれがあります。

このことから、工程表は記載する情報を必要最低限に絞っておき、「誰が見てもスケジュールを把握できる状態」にすることが理想です。視覚的にわかりやすいレイアウトを意識して作成することで、現場での確認もしやすくなります。

④工程表の段階で担当者を割り振る

担当者の割り振りをせずに工程表を作成した場合、「誰が、いつ、何をおこなうのか」が不明確になり、作業の抜け漏れや重複が発生しかねません。

このような事態を避けるためにも、工程表を作成する段階で、各タスクに担当者を明記しておくことが大切です。担当者が明確になっていれば、責任の所在もはっきりし、進捗管理もしやすくなります。

⑤データで共有しやすい方法で作る

工程表を紙だけで管理している場合、更新のたびに印刷や配布の手間が発生し、最新の情報が関係者に行き渡りにくくなるおそれがあります。

このような課題を防ぐためには、工程表をExcelや専用ツールなど、データで共有しやすい方法で作成するのがおすすめです。データ形式であれば、変更があった際にも即座に共有でき、関係者全員が常に最新のスケジュールを確認しやすくなります。

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工程表を作る3つの方法とは?

工程表は、紙や表計算ソフト(エクセル)、専用ツールなど、さまざまな方法で作成が可能です。

それぞれにメリットやデメリットがあるため、自社の規模や予算、運用体制に応じて適切な方法を選ばなければなりません。もし、自社にあわない方法を選んでしまうと、作成や更新に手間がかかり、工程管理の効率が低下するおそれがあります。

ここでは、工程表を作る方法について、以下の3点を解説します。

工程表を作る方法

  1. 表計算ソフト(エクセル)
  2. 専門ツール

①紙

紙での工程表は、ホワイトボードや模造紙などに手書きでスケジュールを記載する方法です。

この方法では特別なソフトやツールをまったく必要とせず、ペンと紙さえあればすぐに工程表を作成できます。専用のソフトを使用しない分、デジタルが苦手な担当者でも作成にあたれます。

一方で、修正のたびに書き直しが必要になるほか、複数の関係者への共有がしづらい点がデメリットとして挙げられます。

このような特徴から、紙での工程表は、工事が小規模な場合や短期間の作業で、関係者が少ない場合に適した方法といえるでしょう。

②表計算ソフト(エクセル)

表計算ソフトとは、セルにデータを入力し、計算やグラフ作成、レイアウト設定などを自由におこなえるソフトのことです。エクセルやGoogleスプレッドシートが代表的なツールであり、これらは多くの企業で導入されています。

このような背景もあり、ソフトを導入するコストをかけずに、工程表を作成することが可能です。また、表計算ソフトの機能を活用すれば、バーチャート工程表も比較的簡単に作成できます。

上記のことから、表計算ソフトでの工程表の作成は、工事が中規模の場合やコストを抑えて工程管理を始めたい場合に向いている方法といえます。

関連記事:工程表をエクセルで作るには?作り方や注意点、おすすめツールも

③専門ツール

専用ツールは、工程表の作成から共有などをクラウド上で一括管理できるサービスです。

専用ツールはリアルタイムでの情報共有や、複数人での同時編集に対応しているものが多く、現場と事務所の連携を効率化できます。加えて、写真管理やチャット、日報作成などの機能を備えたサービスもあり、施工管理業務を一元化できるメリットもあります。

上記を踏まえると、専用ツールは、複数の現場を同時に管理する場合や関係者間の情報共有をスムーズにしたい場合に適した方法といえるでしょう。

工程表を作るならKANNAがおすすめ

工程表の作成や管理を効率化したい場合は、施工管理ツール「KANNA」がおすすめです。

KANNAは工程表の作成や共有をクラウド上で完結できるだけでなく、タスク管理やチャット機能、写真や資料の共有など、施工管理に必要な機能を1つのアプリに集約しています。スマートフォンからも操作が可能なため、現場にいながらリアルタイムで情報を更新・確認しやすい点も特徴です。

実際に、茨城県つくば市の公共施設整備課では、KANNAを導入して工程表をタスク管理として活用することで、業務の属人化の解消やスムーズな引き継ぎを実現しています。

このような点から、工程表の作成を効率化したい場合には、専用ツール「KANNA」の利用がおすすめです。

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まとめ

本記事では、工程表の作り方について、基本情報から種類、コツまで解説しました。

工程表は着工から完工までのスケジュールや作業内容を可視化し、施工管理を円滑に進めるための重要な資料です。作成にあたっては、施工範囲の決定からタスクの細分化、リソースの割り振り、関係者への共有まで、段階を踏んで進めることが求められます。

工程表の作り方はさまざまな選択肢があるものの、複数現場の管理や関係者間の情報共有を効率化したい場合にはKANNA」のような専用ツールの活用も有効な選択肢となるでしょう。

自社の運用体制にあった方法で工程表を作成し、日々の施工管理に活用してみてください。

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よくある質問

工程表とは?

工程表とは、工事の着工から竣工までにおこなう作業を整理した資料のことです。プロジェクトを効率的に管理するために、建設や建築、製造業で広く利用されています。

関連記事:工程表とは?役割や行程表との違い、5つの種類とおすすめの方法も

工程表の作り方とは?

工程表は、以下の流れで作成します。

工程表の作り方

  1. 施工範囲・施工手順の決定
  2. プロジェクトのタスクの細分化
  3. 施工期間の決定
  4. 機材や人材の割り振り
  5. 工程表の種類の決定
  6. 作成担当者を確定し実際に作成
  7. 関係者へ共有し問題ないかの確認

工程表を作る方法は?

工程表を作る方法には、おもに以下の3つがあります。

工程表を作る方法

  1. 紙(手書き)
  2. 表計算ソフト(Excel)
  3. 専用ツール(KANNAなど)

KANNA現場ノート編集部

KANNA現場ノート編集部

現場の効率化から経営改善まで、建設業界のDX化をワンプラットフォームで実現・サポートするKANNA(カンナ)です。現場管理、経営、法令対応など、建設業界にまつわる様々なお役立ち情報を提供します。

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