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事務所に戻ってパソコンで作業する時間が減少!外出先での作業効率を高めた施工管理アプリ

建設業建設業(電気工事業)
#〜49名
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会社名

一電機株式会社

従業員数

24名

事業内容

消防設備の点検・工事

活用サービス

KANNAプロジェクト

施工管理アプリ『KANNA』を導入して、移動や事務作業の時間を“カンナのように削り”、業務効率を上げた企業にインタビューするシリーズ。今回は、消防設備の点検・工事を行う一電機(はじめでんき)株式会社代表取締役の村田英樹さん・工事部部長の五十嵐俊介さん・消防設備士の山﨑祐樹さんに話を聞きました。

KANNA導入の背景と効果

課題

・以前使っていたシステムの操作方法が直感的に分かりづらく、スタッフ全員に浸透しきらなかった

・現場の工程が変更された時に、情報確認に時間がかかっていた

・現場で写真を撮って、オフィスに戻った後に写真をアップロードする時間が負担だった

・図面を紙で管理していたため、一人が持ち出すと写真を撮って送ってもらう等の手間が発生していた

導入の決め手

直感的な操作性で現場からの情報共有が容易になり、事務所に戻らずに作業が完結できる点が導入の決め手

効果・改善

・直感的に分かりやすいデザインで、スタッフ全員がKANNAを使用中

・工程が変更になっても、現場からチャット機能を使ってすぐに連絡できる

・現場で写真を撮った後にスマートフォンですぐにアップロードできるため、現場写真を撮る機会が増えた

・図面データがKANNAに入っているため、外出先からでもスムーズに図面確認ができる

お話を伺った方

<p style="text-align:justify">一電機株式会社</p><p style="text-align:justify">代表取締役 村田英樹様(右)</p><p style="text-align:justify">消防設備士 山﨑祐樹様(中央)</p><p style="text-align:justify">工事部部長 五十嵐俊介様(左)</p><p style="text-align:justify"><br></p>

一電機株式会社

代表取締役 村田英樹様(右)

消防設備士 山﨑祐樹様(中央)

工事部部長 五十嵐俊介様(左)


KANNA導入で、「現場から会社に戻ってパソコン作業をする時間がなくなった」


── 一電機さんには、2020年7月のKANNAリリース直後から使っていただいています。何故、まだ広く認知されていないKANNAを導入してくれたのですか?

村田英樹さん(以下村田):私は昔バックパッカーをやっていて、その後もいろんな業種を経験してきました。生来の性格で、新しいサービスを取り入れたり、挑戦することが好きなんです。ゼロイチってすごく大変だから応援したいし、ベンチャーで頑張っているKANNAさんと話すのは楽しい。最初からKANNAを使っておいて、何年か後にKANNAが上場したら自慢したいね(笑)。こういう挑戦する気概とか、その行動で起こる影響や実績をうちの若い社員たちに残したいという思いもあります。


一電機株式会社代表取締役・村田英樹さん

── うれしいお言葉をありがとうございます! ただ、KANNAを導入したとき一電機さんは別のシステムを使っていたと聞きました。

五十嵐俊介さん(以下五十嵐):具体的に導入を検討するため、KANNAさんとオンラインで画面を見ながら説明を受けたんです。KANNAを開いた時のページが、普段使っている『LINE』とかサイトの検索画面のような配置になっていて直感的に分かりやすいと思いました。“見慣れているデザイン”という感じで、業務に必要なボタンがすぐに分かる。以前使っていたサービスはいろんな項目が一つの画面に混ざっていたのですが、KANNAは画面がシンプルで分かりやすかったんです。


五十嵐:以前のサービスは、使い勝手に個人差がありました。使うメンバーと使わないメンバーに分かれてしまって、業務に浸透しきらなかった。使い勝手が悪いと感じるメンバーにとっては、作業が増える面倒があって『後からやろう』と思ってもそのうちにやらなくなっていたんです。KANNAだと現場ですぐに作業ができるので、会社に戻ってパソコンで打ち込むという作業がなくなりました。


情報の一元化で、外出先からの情報発信・情報取得をスムーズに


── 具体的に、一電機さんはどんな現場が多いのでしょうか?

五十嵐:小中規模の新築マンションに消防設備を設置する現場が多いです。電気を配線して、大工さんが壁や天井を貼る時に配線を固定して設置用の下地を入れ、クロスを貼った後に消防器具を設置する。だいたい2〜3ヶ月で全部屋に設置していくのですが、同じマンションでも部屋ごとに大工さんが違います。この5部屋は今週作業して、次の5部屋は1週間後など、細かく分かれている工程スケジュールに合わせて作業をする必要がある。一人で担当するのは5物件くらいで1日に数10件の現場を受け持っているので、現場の状況を確認しながら関東圏をぐるぐる回っているイメージです。


── 各物件・各部屋のスケジュールの把握と管理が大変そうですね。その作業の中で、KANNAはどう使われているのでしょうか?

山﨑祐樹さん(以下山﨑):まず、工事が決まったらKANNAに物件情報を入れます。最初の登録は、物件の担当者が事務所のパソコンで行うことが多いです。その後は、工事現場でスマートフォンを使ってアップロードや工期の連絡などを行っています。


五十嵐工程が変わったとか鍵の開閉情報など現場の最新情報を共有するときは、チャット機能を使います。あと、施工中の写真は消防署から提出を求められた場合の証拠写真になるので、施工前・施工中・施工後を撮ってKANNAに残しています。


現場で撮影した画像はKANNAの画像一覧画面で見られる


KANNA担当営業・木村匠(以下KANNA木村):KANNAを導入してくださっている他の会社のエピソードですが、工事終了後にクレームに近いお客様からの問い合わせがあった時にKANNAに保存していた写真を見てすぐに回答ができたそうです。KANNA導入前は、情報がどこにあるか分からず施工に関わった全員に『あの写真はどこにあるか』と聞いて回っていたそうですが、回答のタイムロスが無くなったことでお客様も『しっかりした会社だ』とイメージを持たれたと感謝の言葉をいただきました。


五十嵐:確かに、今後発生しそうなこととして、日頃KANNAを使っていることで消防署等から確認が入ったときにレスポンスが早くなりそうですね。KANNAを導入してから写真を撮ることが増えたんです。以前は、メンバー間で『この工期のタイミングで写真を撮っておこう』と決めても、現場で撮って事務所に戻ってパソコンでアップロードするという手間がかけられず各自のスマートフォンに残っているだけでした。KANNAは、その場で撮ってアップロードするだけで情報共有ができるので手間の軽減になっています。


山﨑:あとは、情報取得でもKANNAが役立っています。たとえば先日配線工事で入った現場は、当日に急に入った案件だったのですが、外出先からKANNAで住所や現場の様子を確認して、どんな作業が必要なのかイメージを膨らませてから現場に入りました。住所以外何も情報を持たずに現場に入ると『あれがない。これもない……』という状態から始まって作業時間にロスが出てしまうのですが、そのロスがなくなっています。


図面を紙の管理からクラウド管理に変更。現場の作業効率向上に貢献


── 他に、KANNAを導入してから課題解決したことはありますか?

五十嵐:図面の共有です。今まで図面を紙ベースで持ち歩いていて、誰かが図面を持ち出すとどこにあるのか探さないといけなかったのですが、KANNAを導入してからはスマートフォンがあれば図面を見ることができます。事前に手間をかけずに図面を確認できることで、現場に入る前に滞りなく準備をして現場のクオリティを保つことができています。



案件の新規登録時にKANNAに図面をアップロードするため、どこからでも図面が確認できる

山﨑:例えば、外出先からF邸に呼ばれた時に消防設備の部分がどうなっていたか知りたい時も、以前はF邸を担当したメンバーに図面写真をメールでもらって確認するという作業をしていました。今はメンバー5人がKANNAを中心にぐるぐると情報を回しているので、外出先からの情報確認が便利になりました。

もう一つ便利だと感じているのは、以前は図面を持って脚立にのぼって図面を見ながら作業をしていたのですが、今は脚立に立ってスマートフォンを見れば作業が進められます。作業効率が上がったのを実感しています。

自由な社風が伝わる和気あいあいとしたインタビュー。柔らかな物腰でKANNAについて感想とご要望を仰っていただきました

未来のためにKANNAで情報管理をスマートにしておく


── 今後の一電機さんは、どんな展開を考えていますか?そこにKANNAはどう貢献できるのでしょうか?

村田:近年は民泊の消防設備設置と点検もしているのですが、自社で民泊の管理会社運営や北関東の農業をバックアップするような飲食業もやっていきたいですね。今は請負業が多いのですが、そこの売上構造を変えるアイデアを考えています。今後は、例えば配線する管の性能が上がって点検期間が延びるかもしれないし、AIが社会基盤に入れば、遠隔でスイッチを入れたら設置が終わる消防設備が出てくるかもしれないわけです。そうなった時に新しいビジネスを起こすのは面白いと思う。いつでも新しいことにチャレンジできる会社にするために、KANNAで情報を一元化して情報管理をできるだけスマートにしておくことが必要だと思います。


きっとKANNAも進化していきますよね。病院スタッフの業務管理や町内会の運営に応用されるなど、他業界でも可能性が出てくるだろうし、そうやって試行錯誤しながら洗練されていくでしょう。私たちも防災を基盤にしつつ、時代の変化に合わせて社員が面白いと思うことを進めていければいいなと思っています。


KANNA担当営業の木村匠も一緒に記念撮影をしました

記事掲載日:2021年02月12日

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