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シンプルがゆえに使いやすさ抜群、KANNAで労働時間を短縮

建設業建設業(リフォーム業)
#〜49名
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会社名

株式会社ワイドアルミ

従業員数

19名

事業内容

外構、エクステリアの空間設計・施工 ・窓、サッシ、ドア、ガラスの快適提案・断熱改修 ・水廻りリフォーム工事 ・その他増改築リフォーム工事

活用サービス

KANNAプロジェクト

施工管理アプリ「KANNA」を導入して、移動時間や事務作業時間を“カンナ”のように削り、業務効率を上げた企業にインタビューするシリーズ。今回は、神奈川県横浜市の株式会社ワイドアルミの代表取締役 巾 竜介さんにお話を伺いました。

KANNA導入の背景と効果

課題

(1) 欲しい機能だけを全て搭載している施工管理ソフトがなかった


(2) 自社で基幹ソフトを作ったが、協力会社と共有ができなかった


(3) 連絡はLINEを使っていたが、情報が埋もれ探すのが大変だった

導入の決め手

シンプルな操作性で外注先にも受け入れられやすく、写真や情報の一元管理により業務効率を向上できる点が導入の決め手

効果・改善

(1) 良い意味でシンプルなソフトのため、外注先にも受け入れられやすかった


(2) 管理を一元化したことで、情報や写真を探す時間が削減された


(3) 毎月の全体会議で、全員が同じ情報を共有し、意識向上につながった

お話を伺った方

<p style="text-align:justify">株式会社ワイドアルミ </p><p style="text-align:justify">代表取締役 巾 竜介様</p>

株式会社ワイドアルミ 

代表取締役 巾 竜介様

窓とエクステリアのプロフェッショナル

 

―はじめに、ワイドアルミの事業内容を教えてください。

 

巾 竜介様(以下、巾):「窓と庭が創り出すデザイン空間」をテーマに、神奈川圏内で、窓とエクステリアに特化した事業をしています。事業の割合は半々ですが、エクステリア事業に関しては工程を組むので、外注さんと協力しながらやっています。

工事では、一般のお客様が聞き慣れない言葉が出てくることが多いのですが、弊社では分かりやすい言葉によるコミュニケーションを心がけており、迅速な対応と併せて、お客様から好評を得ています。

 

業務の効率化を目指すものの、うまくいかなかった

 

―KANNA導入の背景にはどのような課題がありましたか?

 

工程管理や現場管理、経理などの業務を、それぞれ別のソフトを使って管理していて、横に連携できないのが悩みでした。

まわりに相談すると、いろいろなソフトを勧めてくれるのですが、どれを見ても「これはあるけれど、あれがない」という感じで、欲しい機能だけが無駄なく搭載されているものがありませんでした。

そこで、2015年くらいに数百万円かけて、オリジナルの基幹システムを作りました。しかし、現場でこのシステムを立ち上げるのが難しかったため、現場管理だけはどうしてもLINEに頼らざるを得ませんでした。また、外注先に当社オリジナルの基幹システムを入れてもらうのも、現実的ではありませんでした。

 

―LINEとの併用にはどんな問題がありましたか?

 

LINEは情報が埋もれていくので、「あの案件は…」という時に、探す手間がかかりました。それから、LINEにアップされた現場の写真を、誰かが保存して基幹システムに入れないといけないという手間も発生していました。

 

―KANNAを入れる決め手は何でしたか?

 

実は、KANNAの話を聞いたときに、アプリ開発をした社長が建築業界出身ではないところに少し不安を感じていました。現場のことがわかってやっているのだろうかと。それで、トライアルを入れたものの、始めはほとんど使っていませんでした。

しかし、営業の方が何度か説明に来られたので、「それじゃあ」と使ってみたところ、限りなくシンプルで、一日の工程をすっきり管理することができました。窓の工事のような単発の工事や、2~3業種の外注さんとする工事であれば、KANNAはとても使い勝手がいいと思います。

 

―職人さんや協力会社の方の反応はいかがでしたか?

 

職人さんって、意外とデジタルなものを使いこなせない方が多いのですが、KANNAはシンプルなので、外注さんにも使ってもらいやすいです。弊社の仕事は外注さんと協力しないとやっていけないので、このシンプルさは外注さんを巻き込むのにありがたいです。


 

仕事の時間の多くを写真探しに費やしていた

 

―どんな機能が役に立っていますか?

 

これまでであれば、現調に行った職人さんが自分の携帯に写真を保存していたので、写真を探すだけでも一苦労だったのが、KANNAで一元管理できるようになったので、探す時間が省けました。この写真の一元化は、他にもメリットがあって、施工前、施工中、施工後の写真が抜けていたら、誰かが気が付いて知らせてくれるようになりました。弊社は補助金を使った工事もしていますので、そういったときに施工前の写真がなかったりすると、お客様に迷惑をかけてしまうのです。

 

また、現場の写真は職人さんによって撮り方が違っていて、きれいに片付けてから撮影する人もいれば、脚立などが写り込んだ状態で撮影する人もいます。すると、「ここの職人さんはきちんとしているね」と、良し悪しがわかるという効果もありました。

 


ひと手間かけることで、KANNAを能動的に活用

 

―KANNAの導入に当たり、工夫されたことはありますか?

 

2021年4月に本格導入する時に、工事のスタッフを1名、KANNAの工程管理専門にしました。KANNAは便利ですが、能動的に何かをしてくれるわけではありません。ですから、一見非効率に見えますが、そこに人を入れることで、効率化を図りました。

例えば、これまでは、手違いから現場に外注さんが行っていない、ということがありましたが、KANNAを使ってからは、100%そういったミスが起きなくなりました。というのも、この工程管理専門がきちんとKANNAの開始報告を確認しているからです。

 


発想の転換ができたことで、業務のフローがすっきり

 

―KANNAを導入してよかったことはありますか?

 

これまでは、見積書や請求書などの基幹システムと現場の管理を何とか一緒にしようと、それしか考えていませんでした。しかし、全くうまくいきませんでした。それが、現場管理に特化したKANNAを入れたことで、現場の管理と、見積書や請求書などのお客様管理を別に考えることができたのは大きかったです。「これを見れば現場のことは一目瞭然」という状況にすることで、情報が中途半端に散らばるのを防げました。

 

また、これまでは、毎日の工事が終わると、職人が事務所に戻って30~60分くらいは話し合いをしていたのですが、その時間がなくなりました。その時間自体がお金を生み出すわけではないので、言ってみれば無駄な時間だったわけですが、それがないことには、翌日の業務に支障が出てしまうのも事実です。

 

KANNAで情報共有ができて、この毎日の時間が削減できたことは大きなメリットだと感じています。

 

今働き方改革が叫ばれていますが、建築業界に限って言えば、大手以外はなかなか現場の改革が進められないのが現状です。でも、それだと建築業界はよくならないし、新しい人も入ってきませんので、まわりにもKANNAを勧めています。もちろんKANNAを入れれば即解決、という問題ではありませんが、何らかのきっかけになってくれることは確かだと思います。

 

―KANNAと他のソフトの違いは何だと思われますか?

 

施工管理ソフトはごまんとありますが、工務店向けの全体的なものが多く、KANNAのように、サッシ屋さん、防水屋さん、塗装屋さんといったような部分に個別対応できるソフトは意外とないと思っています。

 

―KANNAを使ってのデメリットはありましたか?

 

案件ごとに関係者だけでグループを作っているので、情報が社内全員で共有できないことです。全ての案件に全員を入れてしまうと大変なことになるので、そうするしかないのですが、営業や事務に情報共有できていないことで、お客様からの突然の問い合わせに、うまく対応できないということがありました。


しかし、それは、月一回の全体会議で、スクリーンにKANNAを映して、全員で進捗状況を確認したり、発生した問題を報告したりすることで解決しました。こうすることで情報の漏れもなくなりましたし、全員に会社全体がどのような動きをしているのかを理解してもらえるようになったので、かえってこれで良かったと思っています。

 

紙が当たり前の現場の常識を変えたい

 

―今後、KANNAに期待することはなんですか?

 

これは私がまだ使いこなせていないだけなのですが、今後は資料の共有機能も積極的に活用したいと思っています。今は、現場に行くのに、会社の台帳や発注明細、納入明細、納まり図など、大量の紙を持っていっているのですが、これをKANNAだけで済ませられたら、と思います。

 

建築業界はまだまだアナログなところがあるので、KANNAの開発者が建築業界出身でないことは、逆に大きな強みになるのではないでしょうか。業界を知らないからこそ「まだこんなことやっているの?もったいないね」と、業界独特の無駄が見えるはずです。そうした新しい視野によって、KANNAはもっといいものになっていくのでは、と期待しています。


記事掲載日:2023年03月24日

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