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現場での空き時間を有効活用!さらに若手とベテランとの温度差も解消!

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若月電業有限会社

電気工事

施工管理アプリ『KANNA』を導入して、移動時間や事務作業時間を”カンナのように削り” 業務効率を上げた企業にインタビューするシリーズ。今回は、神奈川県川崎市にある若月電業有限会社の船田社長にお話を伺いました。

KANNAを導入した目的

現場作業のスピード感アップ

KANNAを導入する前の課題

(1)DX化に向けてソフトは導入していたが、見積書提示までのスピード感に課題があった
(2)現場で社員の待機時間を有効に活用したかった
(3)若手とベテランの仕事への温度差があった

KANNAを導入した効果

(1)アナログな作業が減り、見積書作成のスピード感が向上した
(2)基本的にスマホで完結する情報共有態勢が整い、業務全体の効率が上がった
(3)KANNAがそれぞれの苦手を補うコミュニケーション手段になった

お話を伺った方

お話を伺った方、

若月電業有限会社の船田社長(左)

別のDXソフトを導入も…解消しきれなかったアナログ作業。


──若月電業の事業内容を教えていただけますか。

船田:私たちは創業から50年、地域に密着した形で業務用・家庭用問わず電気工事を手掛けています。住宅の新築工事の内線工事にテナント工事、エネファームなどの電源工事もあれば、最近は電気自動車のコンセントなどの整備工事も行っていて、時代とともに変化していますね。

──地域密着ということですが、従業員は何名くらいいらっしゃるのですか?

船田:従業員は全部で10名います。現場に出て調査から作業といった施工の部分が7名、事務作業のスタッフが3名います。現場での作業は基本的に全て自前で、弱電工事や空調工事は一緒に作業する会社が現場に入りますね。

──「KANNA」を導入したきっかけを教えてください。

船田:お取引先であるパナソニックさんとKANNAを提供するアルダグラムさんの共同プログラム「Panasonic Accelerator by Electric Works Company」の一環です。試験導入2021年12月から3ヶ月の試験導入を経て、現在は有料プランで本格的に運用しています。

──電気工事業界もDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が課題の一つになっていますが、若月電業では施工管理のシステムは導入していたのですか?


船田:別のソフトを2年前から導入していて、会社としてある程度はDX化を進めていました。ただ、現場調査をしてから確認を経て見積もりを作成したあと、工事をする現場への情報共有の部分にどうしてもアナログな作業が発生していて、クライアントへの見積もり提出に時間がかかっていました。

ソフトに入力する情報も多く、それが事務作業の負担になっている部分もありました。そのためにパソコンを使わないといけない場面があったため、スマホだけで完結できるアプリがあればいいなとは思っていました。


DX化について語る若月電業有限会社の船田社長

スマホで完結!「KANNA」で作業効率アップ


──実際「KANNA」を導入して、社内はどのように改善されていったのでしょうか。

船田:沢山あります。一番は元々の課題だった事務処理の時間です。紙に記入する作業を減らしたくてDX化を進めてきました。「KANNA」にしてから、事務所でしないといけなかった作業が現場で出来るようになったのは大きいですね。

電気工事をしていて、別の業者さんが作業をしている最中は、どうしても空き時間が出来てしまいます。
例えば、空調工事をしている間は、その工事が終わるまで待たないといけない。長いときは1〜2時間の空きが出来てしまい、結果的に残業になる…。
私としては、社員を早く仕事から解放させてあげたいという気持ちもあり、なんとかならないものかと悩んでいました。

打ち合わせも、現場と現場の15〜30分の移動時間で「KANNA」のチャットツールを使って出来るようになったし、違う現場の様子も送られてくるので、多くの現場を写真で共有できるようになりました。現在はまだ以前のソフトと「KANNA」を併用で使用していますが、やはりスマホで完結できる「KANNA」の存在は大きいです。

試験導入した期間は3ヶ月でしたが直感的な操作で使えますし、入力したいとき、そしてデータを見たいときにもその場でできるのはありがたいですね。

──見積もり提示までの時間は「KANNA」を使って短縮されましたか?

船田:おかげさまでかなり短縮されました(笑)。
今回は電気工事会社の業務に合わせたひな形を作る目的でカスタマイズもしてもらったので、私からもどんどん改善案を提案させていただき、使いやすいものになったと感じています。

工事の修正指示を大幅に短縮!


──「KANNA」を導入して社内はどのように変わりましたか?

船田:実は、「KANNA」の試験導入がちょうど EVコンセントの問い合わせが増えた時期で。それまでEVコンセントの整備は月に1〜2件の工事だったんですけど、新車の発売もあり需要が一気に増えたんですよ。
月に15件ほどになってきて、工事が増えた分、管理・共有する情報も増えますよね。
このタイミングで「KANNA」を使っていて、本当にタイミングが良かった、救われたと思いました。

現場の人間もフルに活用していますし、仕事のパフォーマンスに関して言えば工事の修正指示も短縮できています。

──どのように短縮されたのですか?

船田:例えば照明器具の取付方などを、入社間もない社員が間違えてしまっても、施工写真が送られてくればすぐに確認ができ、作業者が現地を離れる前に修正指示が出せます。

これまでを考えると、現場から事務所に帰ってきた社員から報告を受けてからでないとわからなかったことが、リモートで共有できるわけです。
これには非常に助かっています。

──ちなみに…、若い社員さんのお話が出ましたが、自分の作業した写真を送るのは嫌がりませんでしたか? 

船田:まさにその通りで、そもそも現場の社員たちは自分の仕事を見られるのが嫌だったんです。でも、「KANNA」のおかげで「自分たちの仕事を守る」という意識に変わったんですよ!
自分たちの失敗を隠してもしょうがないし、良いことはない。それなら、きちんとした仕事を記録として残しておこうという意識に変わったんです。非常に大きな変化です。

こういった変化は正直想像もしていませんでした。

若手とベテランの間にKANNAが入ることで、壁がなくなった! 


──その他に、業務効率化の域を超えて作用した面はありますか?

船田:他の現場のことも「KANNA」を通じて全員が把握できるようになったことで、社員は自分の担当現場以外にも興味を持つようになりました。

意識が向くようになって、チャットを活用して社員同士のコミュニケーションが活発になり、他の現場でSOSのメッセージが出ると各々自発的に助けに行ってくれるようになったんです。言葉にするのが苦手な人も、メッセージなら送ってくれます。

また、弊社は2人1組で行動することが多いのですが、若手とベテランとの関係性が深まり、現場の雰囲気が凄く良くなったんです。
写真などを共有することで若い社員も「これってどうしたんですか?」と、質問がしやすくなったのが一つ。逆にデジタルが苦手なベテランは、若い人に使い方を聞いたり。
お互いを補い合う手段が見つかったと言いますか、それまであった「仕事への温度差」の様なものが解消されていくのを感じています!

日本の電気工事業界の、アップデートを図りたい


──最後に、「KANNA」に期待することを教えて下さい!

船田:「Panasonic Accelerator by Electric Works Company」のプログラムは、電気工事業界を盛り上げていこう!という想いで、私たち工事会社が使いやすいアプリを作りたいと非常にご尽力いただきました。

他社からの評判も上々ですし、自分の要望をほぼ詰め込んでいただきましたので満足しています。

全国各地に数多くの電気工事会社がありますから、「KANNA」と共に日本の電気工事業界をアップデートしていきたいと考えています。


会社名
若月電業有限会社
事業内容
電気工事
設立年月日
昭和59年10月18日
従業員数
10名
ホームページ
https://www.frontale-city.com/shops/1500980

記事掲載日:2022年05月31日

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