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半日がかりの現場訪問が不要に!無駄を省き、ミスの芽を摘み、工程を克明に記録

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株式会社インテリックス空間設計

リフォーム

プロジェクト管理アプリ「KANNA」は、プロダクトのリリースから約2年で利用社数1万社を突破。経営者と現場、どちらの視点からも使いやすいアプリとして、職種を問わず、選ばれています。

 

では、各企業様はどのような課題を背景に「KANNA」を導入され、「KANNA」の導入により、課題はどのように解決されたのか。

 

今回は、中古マンションの再生流通事業を手掛ける株式会社インテリックスのリノヴェックスマンション事業部門設計部長であり、同社のグループ会社・株式会社インテリックス空間設計の執行役員を務める菅井信太郎様、株式会社インテリックス空間設計の法人ソリューション事業部長を務める武智佑介様に、お話を伺いました。

KANNAを導入した目的

職人不足を補完する事業の効率化

KANNAを導入する前の課題

(1)管理者の指示を待つ間、現場の手が止まらざるを得ない状況にあった。

(2)紙ベースでの情報共有では見逃しがちな、小さなミスがあった。

KANNAを導入した効果

(1)半日がかりのこともある現場訪問が、アプリによる情報共有によって不要に。職人の待ち時間が減り、施工が効率化した。

(2)インタラクティブな情報共有が可能になり、小さなミスにも気づきやすくなった。

お話を伺った方

株式会社インテリックス空間設計

執行役員 リノベーション本部長 兼 企画部長

菅井信太郎様(右)

法人ソリューション事業部長

武智佑介様(左)


リノベーションだから生じる、細かな修正に即時対応する必要性

—— はじめに、インテリックス空間設計の事業内容をお教えください。

 

菅井様:私たちインテリックス空間設計は、インテリックスグループの一員です。インテリックスグループは中古マンションの再生流通事業者として、年間約1000戸以上、これまでに2万5000戸以上のリノベーションを手掛けています。なかでもインテリックス空間設計は、リノベーションの設計・施工を担う立場です。

 

—— 「KANNA」を導入された背景には、どのような課題があったのでしょう?

 

菅井様:私たちのようなリノベーション事業を含む建築業界は、職人さんの不足という課題を抱えています。そうした人材不足の最中にも、生産性を上げなくてはいけません。

 

そこで足かせになっていたのが、時間と距離の問題です。私たちは北海道から福岡まで各地のリノベーションを手掛けていることから、現場に足を運ぶにもかなりの時間を要します。何かしらの変更やトラブルが生じるたびに管理側の人間が現場に直行し、職人さんに伝える。これだけでも、かなりのロスです。

 

特にリノベーションは、新築以上に変更やトラブルが生じやすい側面があります。新築の場合、図面に描かれた通り芯を軸に施工が進みますよね。それがリノベーションの場合には、どこに通り芯が描かれていたのか、躯体の構造を見ようにも見られません。

 

もちろん、2万5000戸以上のリノベーションを手掛けてきた経験から、精度の高い予測はできます。それでも解体してみて初めて分かることが、リノベーションには多々あります。

 

さらには新築と比較してリノベーションは工期が短いため、こまめな確認作業が必要です。約1カ月から2カ月という限られた工期のなか、あらゆる図面の修正に即座に対応しなくてはいけない。これが「KANNA」を導入した理由です。

 

デジタルの即時共有が時間の無駄を省き、ミスの芽も摘み取る

—— すると「KANNA」の導入後、どのような変化があったのでしょうか?

 

菅井様:図面の修正にしても伝えるべき現場の写真にしても、これまで紙ベースだったものが、アプリならすぐに現場との共有ができます。まさに私たちが抱えていた課題の部分、現場に足を運ぶ頻度を減らすことができています。

 

かつては現場の職人さんが管理者の到着を待ち、ジーッと待ちぼうけをするような時間があったんです。これってもう、究極の無駄ですよね(苦笑)。無駄な待ちぼうけの時間がなくなれば、職人さんも複数の現場をこなすことができます。図面や現場の情報共有が迅速にできることは、管理者にとっても現場の人間にとっても大きなメリットです。

 

ほかにも管理者と現場をつなぐだけでなく、案件ごとのグループに商社にも入ってもらうようにしています。すると、資材の納入状況をつぶさに知ることができる。以前は約束の納期に資材が届かず、職人さんが無駄な時間を過ごすことが少なからずありました。それが「KANNA」の導入以降は、こうした問題も解消されています。


—— 現場との橋渡しの役割をされている武智様からすると、いかがでしょう?

 

武智様:そうですね。職人さんの心構えといった部分でも、「KANNA」に貢献いただいています。新しい案件が立ち上がるごとに、管理者がアプリに登録するだけ。それだけで職人さんもすぐに確認できるので、心構えも施工開始までの段取りも、新規案件に対するスムーズさが向上したのではないでしょうか。

 

それに弊社では施工の進捗管理者が案件を登録し、情報共有の立ち上げもするような運用ルールにしていますが、これが紙ベースの場合、どうしても隠れて見えなくなる事象が生じます。しかし、インタラクティブが前提のアプリであれば、何かしらのミスにも誰かしらが気づける。ちょっとしたミスに気づきやすくなったのも「KANNA」の利点です。


事業をスケールさせるためには、積極的なデジタルの導入が必須

—— では、ほかにも複数の施工管理アプリがあるなか、「KANNA」をお選びいただいた理由をお聞かせください。

 

菅井様:大きく3つの理由があります。まずは、カスタマイズが可能なこと。全国規模の案件を管理している自社の基幹システムとの連携が容易だったことが、大きな理由ですね。次に料金形態も決め手のひとつです。弊社の場合、取得すべきアカウント数は膨大。アカウント制ではなく、従量課金制だったことも「KANNA」を選ぶ理由になりました。

 

そして、3つめは営業の方のお人柄です。先ほどもお話ししたように、リノベーションには新築とは違った難しさがあります。そのせいなのか、多くの施工管理アプリは新築向けに開発されているように感じます。そこを「KANNA」の営業の方は、リノベーションに強い興味を示してくださる。これも私たちにとっては重要なことです。

 

—— 御社は不動産直販プラットフォーム「FLIE」を筆頭に、DXにも積極的です。「KANNA」もデジタルの管理ツールですが、御社にとって、DXはどのような意味を持つのでしょう?

 

菅井様:「KANNA」によって時間の短縮ができたように、無駄を効率的に省いていくことがDXを推し進める理由のひとつです。私たちは見積もりを立てるにも専用のシステムを使用していますが、これまでは1件の見積もりを立てるのに1時間、2時間かかっていたものが、デジタルの整備によって時間を半減できます。

 

例えば、年間1500件の見積もりを立てたとするなら、1時間×1500件。なかなかに膨大な時間です。そうしたスケールで見ていくと、ほんの1分の時間短縮であっても大きい。生産性を高めていくためには、DXは欠かせない取り組みです。


“ものづくりの正義”を矜持に、業界全体の透明性向上を

—— それでは最後に、御社の展望をお聞かせください。

 

菅井様:事業の成長はもちろんですが、リノベーション業界全体の透明性を高めていきたいという想いがあります。お客様からすると、リノベーションの価格は分かりづらい。自動車の相場なら答えられても、リノベーションの適正な価格をお答えになれる方は、ごく少数ではないでしょうか。

 

私たちは今後も“ものづくりの正義”をしっかりと持ち、どこか不透明な業界を変えていきたい。リノベーションの価値と価格をきちんと説明でき、その上で評価いただける企業を目指しています。そのためには、施工の管理工程を事細かに記録できる「KANNA」のお力添えが必要になるはずです。


会社名
株式会社インテリックス空間設計
事業内容
リノベーション リフォーム インテリアデザイン 建築設計
設立年月日
1998年2月26日
従業員数
連結342名、単体232名 (株式会社インテリックス・2023年5月末現在)
ホームページ
https://www.intellex.co.jp/

記事掲載日:2023年08月27日

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