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事業拡大を目指すからこそ。施工管理にとどまらない、営業の進捗も即時に見える化

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株式会社エネサンス関東

リフォーム 建築設計

施工管理アプリ「KANNA」は、プロダクトのリリースから約3年で利用社数2万社を突破。経営者と現場、どちらの視点からも使いやすいアプリとして、職種を問わず、選ばれています。


では、各企業様はどのような課題を背景に「KANNA」の導入を考え、「KANNA」の導入により、課題はどのように解決されたのか。


今回は、社会インフラのひとつであるLPガスの供給を事業基盤に、新たにリフォーム事業を立ち上げられた株式会社エネサンス関東から、執行役員であり営業本部  本部長の佐々木淳也様、営業第四部同じく営業本部の髙𣘺昌弘様、営業第四部の成澤孝雄様にお話を伺いました。


※インタビューに際し、弊社カスタマーサクセススタッフと一緒に写真撮影をさせていただきました。

KANNAを導入した目的

新規事業拡大に向け、事業部が担う各案件の進捗状況をつぶさに把握したい

KANNAを導入する前の課題

(1)新規事業拡大のため、営業から施工まで一貫した進捗把握と管理を要していた。

(2)分業体制のメリットを生かしながら、各部署の意識統一を高める必要があった。

KANNAを導入した効果

(1)施工状況のみならず、営業の提案・見積もり段階から案件ごとの進捗がリアルタイム共有され、事業の全体像が把握しやすくなった。

(2)進捗状況が各部署横断的に確認でき、意識統一が高まったほか、従業員のモチベーションもアップした。

お話を伺った方

株式会社エネサンス関東

執行役員 営業本部 本部長 佐々木淳也様(左)

営業本部 営業第四部 部長 髙𣘺昌弘様(中)

営業本部 営業第四部 課長 成澤孝雄様(右)

“人対人”の信頼関係を生かしたリフォーム事業の新設

—— はじめに、御社・株式会社エネサンス関東の事業内容をお教えください。


佐々木様:私たちエネサンス関東は、LPガスの供給を事業基盤としております。エネサンスグループとしては北海道から九州まで6つの販売会社を持ち、全体の供給軒数は約32万軒。そのうち約11万軒をエネサンス関東が担っている形です。


なかでも「KANNA」の導入を進めているのは、新たに立ち上げたリフォーム事業です。弊社はかねてから建設業の業務許可を有していましたが、ガス事業者としての強みをさらに生かし、お客様のお困りごとを解消していきたい。こうした思いの下に建設業の許可を取り直し、リフォーム事業の拡大に注力している最中です。


—— 新たに立ち上げられたリフォーム事業。ガス事業を基盤とするからこその強みは、どこにあるのでしょう?


佐々木様:ご家庭の各住宅設備はもちろん、外装や内装の修繕、さらには大規模リフォームや新築の施工にも従事していますが、弊社だからこその強みといえば、やはり水回りのリフォームです。キッチンにも浴室にも洗面所にも、ガスは欠かせない設備。私たちにはガス事業者として培ってきた、確かな技術と豊富な知識があります。


そもそも、私たちがリフォーム事業に参入した最たる理由は、全国に約32万ある顧客接点です。ガスの供給はインフラ事業。お客様の生活を下支えする存在として、ガス機器や給湯設備の販売・設置から検診にメンテナンスまで、継続的な業務であることが大前提です。


すると、おのずからお客様のご自宅にお伺いする機会も多くなりますよね。ご自宅にお伺いするからには信頼を得ることが欠かせず、それはリフォーム事業も同様です。ガス事業者として培ってきた人対人の信頼関係を生かし、シナジー効果を生み出したい。私たちの強みは水回りの施工であるのと同時に、お客様との信頼関係にあると考えています。


営業から施工まで、事業拡大に向けた一元的な進捗管理

—— リフォーム事業の立ち上げにあたり、「KANNA」を導入された理由とは?


佐々木様:事業を拡大するためには、営業の進捗管理と連動した施工管理が必要だと考えたからです。まずもって、施工管理を円滑に進めることが大前提ですが、施工の具体的な差配をするプランナーと営業担当の間に意識の乖離があっては非効率です。


弊社の場合、施工のプランニングをするのは建築のプロ。一級建築士や二級建築士を中心にリフォームの具体案を練り、確かな技術を有する職人さんにバトンパスをします。一方、案件の受注をするのは営業担当。それぞれのプロフェッショナルを生かすための分業体制ですが、分業制には全体像が捉えづらくなる側面もありますよね。


そこで「KANNA」のような施工管理アプリがあれば、進捗の全体像が把握しやすくなります。しかも、プランナー、職人、営業といった実務を担う人間だけでなく、私のような管理職の人間も、進捗状況をつぶさに確認できる。このように各担当がシームレスにつながるような情報共有が、ビジネスの拡大には欠かせないはずだ、と。


—— すると「KANNA」を導入された決め手は、どこにあったのでしょう?


佐々木様:決め手としては、カスタマイズ性の高さでしたね。申し上げたとおり、弊社が求めているのは、営業段階から実際の施工まで一元的な管理が可能であることです。すると、施工現場の管理のみに特化したツールでは事足りません。しかし、「KANNA」はカスタマイズの柔軟さをもってして、見積もりの段階から進捗管理ができます。


成澤様:そうした点を大前提に、操作のしやすさも重要視したところです。弊社としては、こうした施工管理アプリを導入するのは初めてのこと。操作が難しくては、なかなか浸透しません。それが「KANNA」の場合、資料を拝見している段階から、これは使いやすそうだな、という印象がありました。


進捗の見える化により、従業員のモチベーションも向上

—— では、どのように「KANNA」の導入を進めているのでしょうか?


髙𣘺様:まずは「KANNA」の営業の方にご協力いただき、従業員に向けたリモート説明会を行いました。実際の操作画面を共有しながら、機能と操作を周知した形です。その後、実際の導入は段階的に行っています。第一にリフォームプランナーの部署に「KANNA」を導入し、職人さんにもアカウントを付与。次第に営業にも導入を広げる、といった形です。


成澤様:プランナーの部署から「KANNA」の導入を進めたことで、アプリのメリットがよく理解できました。現場ごとの進捗状況はもちろん、今、どれほどの案件が進行しているのか、つぶさにわかる。導入目的である、全体像の見える化への手応えを感じましたね。


佐々木様:成澤が申し上げたような手応えを感じ、今は本格的に、営業担当への浸透を進めているところです。プランナーも営業も、業務に関わることは「KANNA」に入力する。アプリの導入から3か月程度ではありますが、この流れが根付きつつあります。


—— 「KANNA」の導入から約3か月。導入後の実感をお聞かせください。


佐々木様:まず、現場における施工管理に関しては、情報共有の効率化と安全面の維持・強化に期待を寄せています。お客様のためにも従業員を守るためにも、施工を進めるには安全パトロールが欠かせませんが、「KANNA」は写真の即時共有が可能ですよね。


もちろん、現場に足を運んでは安全確認をしていますが、その様子を撮影して「KANNA」にポストすれば、業務に関わるすべての人間が写真をチェックできます。現場の安全性を高めるため、これは管理職である私としても注視していきたいポイントです。


また、営業担当への導入が進み、事業の全体像が把握しやすくなったことも確かです。いうまでもなく、営業にはいくつかの段階があります。目指すべきゴールは受注ですが、そこに至るまでには複数のプロセスがあり、そのプロセスを踏んでこそのビジネスです。


「KANNA」導入後は受注に至るまでの進捗が即時に可視化され、私たちはその情報を元に営業会議を行っています。「KANNA」に共有された情報を会議に用いることは導入の検討段階から視野に入れていましたが、進捗の見える化は従業員のモチベーションにもなっています。「これだけの案件が動いているのか」という実感が、やる気につながるのでしょう。


連携と意識の統一を高め、目指す“生活総合産業”に

—— それでは最後に、今後の展望をお聞かせください。従業員の皆様のモチベーションを礎に、御社はどのように発展していくのでしょうか?


佐々木様:私たちが「KANNA」を導入した目的は、あくまでもリフォーム事業拡大のため。弊社はインフラのひとつであるLPガスを基盤とする企業として“生活総合産業”になるというビジョンを掲げていますが、リフォーム事業を立ち上げたのも、まさにその一環です。


リフォーム事業として目指すのは、修繕から新築まで、お客様の生活にまつわるお困りごとをワンストップで解消すること。これを実現するため、具体的には2024年に営業本部内に新たに住宅事業部を立ち上げ、今の事業をさらに拡大させていきます。


弊社はLPガス供給が事業基盤のため、現状、リフォーム事業の売上は全体の1割程度です。しかし、“生活総合産業”を目指すからには、2030年までにLPガスとリフォームの構成比率を7:3にまで引き上げたい。これがリフォーム事業の具体的なビジョンです。


これを達成するには事業の細部も全体像も、つぶさに把握することが欠かせず、同時に目指すビジョンをより深く社内に浸透させることも重要です。私たちは「KANNA」の力も借りながら従業員同士の連携と意識統一を高め、事業を拡大させていきたいと考えています。

会社名
株式会社エネサンス関東
事業内容
リフォーム 建築設計 住宅工事 ガス工事
設立年月日
2008年7月1日
従業員数
428名 (2023年4月1日現在)
ホームページ
https://www.enessance.co.jp/kanto/

記事掲載日:2023年07月25日

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